砂場


砂場

子供の頃に、一度は遊んだことのある砂場。各々のおもちゃを持ち寄って遊んだり、他の子からおもちゃを借りたり、貸したりと小さな砂場の中でも子供達は、小さな子供間でのやり取りをおぼえていきます。それは、後の学校生活につながり、更には社会生活にまで関わってくるといわれています。しかし、そんな子供の社交場とも言える砂場に存続の危機が迫っています。

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砂場が育む子供達の力

幼稚園、保育園の年中さん、年長さんや小学校1〜2年生になってくると、子供達は公園で、ブランコやジャングルジム、鉄棒といったアスレチック、もしくは学校や幼稚園などでできた友達と鬼ごっこをしてみたり、その他の遊びをしてみたりととても活動的に遊び始めます。

しかし、いきなり一人で子供がブランコや滑り台で遊べるわけではありませ。子供の公園デビューの第一段階は、砂場遊びといっても過言ではないでしょう。

砂場遊びは、砂で泥団子を作ってみたり、砂の山を作ってみたり、もっと進んで砂の山にトンネルを作ってみたり、などなどいくらでも子供達の発想ひとつで色々な遊びができる、実は凄い遊び場なのです。

砂場から子供が得るもの

この子供達の発想ひとつでいくらでも楽しめる砂場は、子供達がどうすれば自分が、もしくは自分達が楽しめるかということを考えることになり、自主性や発想力、またその場に友達などがいれば、相手を思い合う感覚や、人と協力するという考えも得ることになるでしょう。家の庭でする砂場での砂遊びであれば、自主性と発想力しか、成長しないかもしれません。

ですが、公園の砂場で遊んだ場合には、幼いうちから友達を作るという感官を覚えていくことになり、新しい環境に入ってもすぐにその環境に順応できる子供に成長するのではないでしょうか。もし、そうであれば小学校でもすぐにクラスに溶け込んで、特に難しい問題も起こらずに、子供も親もすごせるかと思います。

砂場で作る人間関係、時には後押しも必要

しかし、中には人見知りをする子だったり、内気な子だったりする場合には、同じ砂場で遊んでいるからといって、そうそう簡単にはお友達は作れないかもしれません。運よく、友好的な子が同じ砂場にいたり、何かしらのきっかけがあったりしてお友達になるということもあるかもしれませんが、そう都合よくみんながみんな友好的な子ばかりがいるかといえば、そういうわけではありません。

そんなときに、親が多少のきっかけを作ってあげるのは、悪いことではないでしょう。自主性が育たない、親に依存してしまうという問題点もありますが、その状態を放って友達のいない状態のままよりは、いいのではないでしょうか?もちろん、何度も手助けしていては子供の方が「きっかけは、親が作ってくれるもの」だと勘違いする場合もあるので、あくまで子供の人間関係についての干渉は、奥の手の奥の手、最終手段にしましょう。


砂場に潜む危険性

子供の社交場ともいえる砂場ですが、この砂場には衛生的、治安的な問題が浮上しています。その問題は、当然子供達に関係してくるものです。そして、この問題によって、砂場は公園から排除される可能性が出てきています。

ペットブームが生み出す、砂場の危険

子供のいない夫婦が子供代わりに、一人暮らしの方が安らぎを求めて飼われているのが犬、猫類などのペットです。ペット関係の企業が多くが登場している現在。只今、ベビーブームならぬ、ペットブームが巻き起こっています。特番程度でしかあまり放送されていなかった動物番組もゴールデンタイムにレギュラーを張るほど、ペットのブームの波は留まるところを知りません。しかし、このペットブームが一切問題を起こしていないかというと――そんなはずはありません。

犬猫の数が増えたことによって、公園は基本的には人間のものであったはずが、犬猫――というか、犬のための公園でもあるようになってきています。もちろん、公園は公共の施設なので誰が使っても問題はありません。しかし、マナーの悪い飼い主達は、犬が糞をしても当然のことのようにそのまま放置します。

もし、その犬の糞に寄生虫の卵が入っていたとしたらどうなるでしょうか?――言うまでもなく、その毒牙は子供達にかかります。犬や猫の持っている寄生虫の中には、人間にでも感染する種類の寄生虫が含まれており、手も洗わずに食べ物を食べたりすると、寄生虫が体内に入ってしまいます。

また、砂場に糞をするのは、飼い犬だけではないのです。当然の如く、捨てられた野良犬や野良猫もいるのです。それらの犬猫は衛生管理の一切できてない場所で生活しているのですから、ばい菌だらけだということは明白です。その上、その動物の排泄物になのですからどう使用もありません。

更に言いますと、人間が捨てる動物は犬猫だけではないんです。いろいろな動物を捨てる中、砂場で問題となっているのはアライグマです。アライグマが体内になっているアライグマ回虫という寄生虫が子供達の砂場を危険な場所へと変えているのです。もちろん、全国でこのアライグマは問題になっているわけではありませんが、一部では大きな問題となっています。

砂場、そして公園の治安は不安全!?

前述のとおりに、公園というのは基本的にはどんな人でも利用できる公共の施設です。ですから、本当にどんな人でも、人としてのルールさえ守っていれば、使っても問題はありません。しかし、首都圏などに多いホームレスは、全員が全員というわけではないのでしょうが、公園を我が物顔で使っている人がいるようです。

力もなく、自分のみを守ることのできない子供達を遊ばせるための場所に、ホームレスがいては、はやり全員が悪い人ではないと理解していても、どうしても避けてしまうようです。しかし、一部では多少なりともそういった差別的な対応をせずにしていこうとする方が居る人がいるにもかかわらず、これも一部の人でしょうが、公園の水飲み場で、白昼堂々全裸で体を洗う人もいるのだそうです。これは、砂場の問題というよりは、公園の治安の問題といった方が正しいのですが、こういったホームレスの方の行動も子供達を公園で遊ばせることを難しくしているようです。


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